緊急対策本部ニュース No.19
緊急対策本部ニュース No.19
2011年10月15日(土)
日本キリスト改革派教会の皆様への御礼と活動報告
仙台キリスト教連合被災支援ネットワーク(東北ヘルプ)
代表 吉田 隆(改革派・仙台教会牧師)
主の御名をあがめます。私共「東北ヘルプ」は、仙台圏のカトリックとプロテスタント教会の緩やかな連合体である仙台キリスト教連合が中心となってできた超教派的な支援組織です。主の不思議な導きのもと震災後一週間で設立され、被災地における様々な必要と供給の情報の一元化・教派的支援体制を持たない被災教会のための募金の受け皿・教会を通しての地域支援という三つの目的のもとに、1〜2か月の緊急支援を行おうと始められました。しかしその後、導かれるままに活動は広がり、また多くの方々からの御支援・御協力をいただきながら7カ月を迎え、この9月には事務局を財団法人化するに至りました。
日本キリスト改革派教会の皆様には、設立当初よりお祈りとお励ましをいただき、また大会を通して多額の御献金をいただきましたこと、心より御礼申し上げます。以下に、現時点での私共の活動の概要を御報告いたします。
※ ※ ※
1.教会直接宣教支援
東北6県にある被災教会すべて(とりわけ教派的支援体制を持たない教会)に対し、全世界から捧げられた義捐金(現在約6千万円)のうち5千万円を、お見舞・会堂修改築・支援活動などの援助金として配分しています。現在まで被災した79教会に対し見舞金(10万円)を、被災地の支援活動をしている3教会に活動支援金(100万円)をお送りしました。今後、建物の被害が大きかった16教会に2千万円、また人的被害があった教会に1千万円を配分する予定です。その他の義捐金は、下記のプロジェクトのために用いています。
2.姉妹教会プロジェクト
教派的つながりが希薄な被災教会のために長期にわたる支援体制を作るために、私たち東北にある教会間の交わりもさることながら、主として首都圏の教会との“姉妹教会”関係を結ぶお手伝いをしています。今後の東北における宣教と教会形成の新しいあり方として、豊かな実が結ばれることを願っています。後援:日本福音同盟(JEA)。
3.弔いプロジェクト
身元不明の遺体の葬儀・行き場のない遺骨の受け入れ・「心の相談室」としての仮設住宅への出張喫茶やラジオ番組を、宮城県宗教法人連絡会の協力のもと超宗派で行っています。 また、震災からの節目ごとに記念の追悼行事を超教派・超宗派で行っています。
4.放射能汚染対策プロジェクト
現在準備中のプロジェクトです。放射能汚染下にある諸教会のために何ができるかを模索してきましたが、福島県のいわき市にある教会ネットワークと提携して「食品放射能計測測定所」をいわきと仙台に設置することになりました。妊産婦や小さいお子さんのいる家庭や施設を中心に、食品の放射線量を無料で計測するサービスを12月頃から始めます。計測中にお話を伺うことでカウンセリングをすることも考えています。後援:日本キリスト教協議会(NCC)震災対策室。
5.ディアコニア(民生支援)
震災後数か月は、日本国際飢餓対策機構・サマリタンズパース・クラッシュジャパンなどのキリスト教救援団体の協力のもとで教会を通しての地域支援が有効になされました。その後も仮設住宅における支援活動(警備・教育補助・食事提供等)が継続的になされてきましたが、この秋からはさらに多方面にわたる支援活動(例えば、外国人被災者支援事業)に携わる諸団体をサポートする働きへと移行しつつあります。
以上の諸活動が、皆様のお祈りと御支援に支えられつつ、すぐれた事務局スタッフとプロジェクトごとの担当者によって運営されています。小さな東北の諸教会が震災を機に共に労することができるようになったことは、多くの悲しみや苦しみにもかかわらず、主から私たちに与えられた大きな喜びであり特権であると感謝しております。今後とも皆様のお祈りをお願いいたします。
なお、私共の活動の詳細につきましてはホームページ(http://tohokuhelp.com/ または「東北ヘルプ」で検索)を御覧ください。
定期大会に向けて
☆ 東日本大震災「第二期募金」の提案が、拡大緊急対策委員会と大会執事活動委員会との連名で、来週行われます定期大会に当日配布の議案として提出されます。定期大会のためにお祈りください。
☆
拡大緊急対策委員会の任期は、定期大会までです。同委員会は今大会に報告を提出し、その働きを終えます。よって、同委員会のもとで発行される緊急対策本部ニュースは、今回で最後となります。今後は、大会執事活動委員会からの連絡となります。
- 2011.10.15 Saturday
- 緊急対策本部
- 17:42
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- by 日本キリスト改革派教会 大会執事活動委員会
日本がなぜ、全ての分野(政官財学報、警察、検察、司法、医療、保険、金融、自治体、農協…)で徹底腐敗を極め、
善良な市民を地獄に墜としているんでしょうか?。。
2007年頃から、なんの落ち度もなく、
官民が共謀した公権力犯罪の被害を受けて訴えてる中、
あらゆるところが腐りきって、
腐った人達が、連日、
社会正義、人権、福祉、環境、愛国、国家保安などを掲げてる現実をはじめ、
正義も存在しない、
沢山の官民の人権機構・団体があるにも関わらず、人権も存在しない、
民主国家でもない、法治国家でもない、
共産国家でも、自由・資本国家でもない、
独裁・マフィア国家になってるのを知りました。
私の個人的なことではなく、
左右翼、保守、党派、宗教、国籍、敵・味方などと関係ない、
みんなの事でもあり、みんなの将来がかかってる事です。
闇に葬らせないで、何とか真相究明、解決策はないでしょうか?。。
詳細なことは、お手数をかけて申し訳ないですが、
http://blogs.yahoo.co.jp/ansund59
http://blogs.yahoo.co.jp/mebius856
をご覧ください。
本当の事を知らなければ、
いくら政権交代、法制定、各種社会問題を取組んでも
何にも変らない、正せないと思ってます。