緊急対策本部ニュース No.17
緊急対策本部ニュース No.17
2011年9月24日(土)
臨時大会後は、中会毎のさまざまな支援がなされてきました。ここで、詳しく紹介できませんが、人的な交流が進み、主にある祈りが顔と顔とを合わせて現地の皆様にも届けられたことと存じます。被災地におきましては、まだまだ困難な状況が続いていますので、引き続いての祈りの支援をお願いいたします。
ご心配いただきました石巻伝道所に関しては、地域全体の復興計画が未定で、現時点で事を決めることができない状況となっています。白津先生御夫妻は、安全な生活環境を得るために、教会を離れ、仮住宅に移られることとなりました。北中山伝道所は、地盤調査をし、より抜本的な被災対策を施したリフォームを行えるように準備をしています。仙台教会は、OPCの支援によって応急措置を行い、その後、状況が整い次第、大規模工事に取り組む予定です。東仙台教会小会管轄下でのボランティア活動は、皆様のお祈りと募金への支援により、祝福されて進められています。臨時大会では、冬が来るまでに目処を付けたいという報告がありましたが、ボランティア活動は9月末では終わらず、なお継続してなされる見通しです。
東北中会におきましては、8月30日に第一回臨時会を開催し、復旧と復興の二本柱からなる「東北中会復興計画」が策定されました。また、宣教師の先生方を中心として進められてきたサポート・センターの姿が、亘理に中古住宅を購入し、活動拠点を設置するなど、具体的に見えてきました。この活動は、地域住民のニーズに合わせた多目的な支援です。被災地に支援施設を置き、まずは2〜3年間継続して行う予定です。この働きのために、OPCとCRCとMission
Japan(南アフリカ・オランダ改革派教会とその他の南アフリカの教会による宣教団体)と高神の宣教師たち、そして、東北中会と大会執事活動委員会と外国教会関係委員会とが密接に連絡を取り合って協議を重ねてきました。これまでは、実質的な意味で、宣教師の働きが主導的な役割を果たしてきましたが、これからは、日本キリスト改革派教会がより積極的に関わることが求められています。これらのことは、定期大会で報告され、改革派教会の関わり方が審議されます。
大会としての支援は、第二期募金案を策定することにより具体化されます。現在、関係者の間で構想が練られています。大会で承認されましたら、再度、募金への御協力を宜しくお願いいたします。なお、第一期募金は、6月7日をもって締め切られ、その後に届く募金は第二期募金に繰り入れられる旨が、臨時大会で承認されました。幸いなことに、締切後の募金額は、8月末現在で約3,400万円になっています。主としては、下記の他教派や海外からのもので、大口の募金もありました。第二期募金は、既に与えられています大きな恵みの上に行われます。
Relief Arm of the Gereformeerde Gemeenten (オランダ)、
De Verre
Naasten(オランダ)、
Landelijk kerkelijk
bureau Ghandistraat (オランダ)、
St
Paul's Anglican Church Kogarah(オーストラリア)、
ワシントン日本人キリスト教会、
南ア・オランダ改革派教会(サポート・センター指定)、
James
& Helena Horgan (イギリス:個人)、
Lardner C Moore, Mollie Moore(USA:個人)、
日本基督教団砂町教会
- 2011.09.24 Saturday
- 緊急対策本部
- 13:26
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- by 日本キリスト改革派教会 大会執事活動委員会