訪問レポート(橋谷英徳牧師)
訪問レポート(橋谷英徳牧師)
橋谷英徳牧師(中部中会・関キリスト教会)がツイッターで東北中会訪問の様子をお知らせくださいましたので、先生の許可を得て、ここに転載します。
3月21日(月)
「夕方には車で東北に向かう。さまざまな人たちが今回の僕たちの訪問のために祈ってくれ、準備をしてくれている。感謝。旅の無事を祈ってください。なによりも東北の教会を励ますことに用いられるように」
「雨の音が響いている。5時55分からは教会の朝の祈りの時刻。関キリスト教会では毎朝、祈り会が持たれる。その後、当分、入れないと思うのでお風呂に入ろう。」
3月22日(火)
「東北道です。今、福島県北上中 放射能を除けるためエアコン切りました 途中デコボコ多し。」
「仙台まであと1時間。高速道路のサービスエリアで休憩中。食堂などは通常どおり営業している。ここが被災地という雰囲気はない
。それにしてもみんなはぐっすり寝ている。」
「雪が時々降り始めた。ここは冬です。」
「お祈りありがとうございます 今日の1日の予定を終えて教会に戻る途中. 僕は執事活動委員会のメンバーと合流。みんな寡黙。 津波の威力の前に言葉を失っている.」
3月23日(水)
「4じに起床。昨晩は余震が何度もあった。」
「昨日あったことをメモ。午前中は仙台教会の吉田隆牧師からの近況の説明を受け,来たときのチームは分散。二人は東仙台教会のボランティア活動,一人は吉田牧師の働きのサポート、僕は大会の現地調査の働きに.」
「午前中,仙台教会の長老と訪問。3軒の家を訪ねた。長老たちの働きははっきりいてすごいです. 信者だけではなく、信者の知り合いのサポートもしている。支援とは何だろう
仙台のまちは見ためにはもう通常の生活にもどった感じ.でもほんとうにはそうじゃない」
「長老に連れられて行った方. 家と会社を津波で流された
「逃げた 何かが気になって取りに戻った人は死んでしまった」と。町内の半数はなくなった。僕はお話しさることをただじっと聞くしかなかった」
「長老は何が起こってるのかよく見抜いておられた 今回の地震は下(揺れ)からも,前(波)からも上(放射能)も襲ってきた
仙台弁で 人類の歴史の中で前例のない災害なのだ そう気づいたときに恐ろしかった」
「午後には亘理に。西先生たちのchチームと合流。信徒の方に安否の取れない方があるとの情報があったけれども無事確認」
「避難所に物資搬入。ここはみんなすべてを失った人がいるとこだからいくら物資があっても足りないぐらいと言われた」
「範囲が広いのでまちごとに状況やニーズがまったく違うよう.この町とあの町では違う
阪神のときにも感じた「落差」神戸と大阪のというか、あれと似たもの」
「盛岡を朝に訪ねて現在,八戸です。間もなく先生にお会いします
天気は雪.とてもとても寒いです。」
「陸奥市川駅 最北の地です。 教会の場所わからなかったら, なんとパトカーが先導して連れて行ってくださいました。おまわりさん,ありがとう\(^o^)/」
「青森市に来てます。今日の行程 仙台→盛岡→八戸→青森 青森は雪が降って積もっている。寒いです。」
「八戸の藤本先生ご夫妻、会えてよかったです。引退間際の先生たち、これまでほんとうに色んなことがあったのだろうな。夫婦で二人三脚でここまで困難にめげずに北の街でやって来られたことが伝わってきました。先生、「今被災者の方々に福音をなんとかして伝えたい」と。」
「吉田実先生が「行かなくてはわからないことがありますね」と車の中でしみじみと言われました。僕もしみじみと「そうですね」と。ほんとうにそう思った。先生たちに喜んでもらえてよかった」
「青森空港で西先生と、吉田実先生と別れる。二人は関西に帰還。僕一人、この北の国に残されたというわけ。なんだかさびしい、そう思った。」
「青森伝道所を問安。連絡が事前につかずに祈祷会に出席。みんなものすごく驚かれたよう。8名くらいの方々が祈祷会に出られていた。礼拝は15名くらいの人たちらしいので半数の方が祈祷会に出られていたことになる。喜んでもらえたみたい。9時すぎまで色んな話をしました。」
「青森伝道所の方に明日あさもう一度、来てくださいとのこと。8時に約束をした。教会の方々が来られるとのこと。なんだかうれしい、教会の皆さんと会えたのはよかった。ほんとにほんとに。」
24日(木)夜に橋谷先生と連絡を取った時には、東仙台教会におられました。石巻の白津先生のところにも行かれたそうです。
25日(金)は福島と白石に行かれる予定とのことです。
盛岡伝道所の他住会員の方が依然消息不明とのことで祈りに覚えてくださいとのことでした。
- 2011.03.24 Thursday
- 訪問レポート(非公式)
- 23:18
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- by 日本キリスト改革派教会 大会執事活動委員会